令和7年度 若越書道会講演会がありました。
5月11日(日)
於:福井県中小企業産業大学校
演題『我人生 ひとり一生 二つの“生”に挑む』
講師:若越書道会常任顧問 増永楊蘭先生

先生の戦時中から現在までの人生の歩みを分かりやすいお言葉でゆっくりとお話しされ、心の奥深くまで伝わってきました。恩師杉本長雲先生との出会いで『技術だけが良くてもダメだ。色んなものに触れ経験し人間性を深めなさい』そして恩師垣内楊石先生との出会いでは『技術は教えられても芸術性は教えられない』 恩師お二人の教えの『人間性と芸術性』とが繋がり常に心に留めています。
今の目標は「よし!自分で漢詩を作る。それを作品に作りたい!垣内楊石先生に一発でよっしゃ!といわれる作品を作りたい」
「富士山で例えるなら今は五合目まで登ってきました。それは恩師お二人のお導きと、若越書道会というバスに乗り、皆さんのお力添えによるものです。これからはまだまだ100歳まで生きて頂上まで行きます」と、キラキラ明るく輝かせた瞳でご講演されました。
増永楊蘭先生の貴重な体験と大切なお時間をいただき、感謝申し上げます。
